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熊谷バーニングマンレース参戦

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8月30日、埼玉熊谷で行われたバーニングマンレースに参加してきました。

今回の参加が決まったのは仲間の呼び掛けでした。

ちょっと前に仲間が好きなクリエイターさんのキャラクター「ぼんじりさん」のジャージ作成をその作者様との連携で実現し、チームジャージとして仲間内で入手。

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そして「チームぼんじりさん」の結成。
この愛らしいヒヨコのキャラクターによるヘイヘーイ( ・´Д・`)という煽りがなんとも言えませんね😆


このチームぼんじりさんでバーニングマンレースに出ようぜ!となり出走する事になりました。

今回集まったのは6人。それぞれ夫婦で3組です。

ソロ、ペア、チームとエントリー出来ますが、せっかくみんなでやるならペアに別れてやろうとなる。

男女混合ペアに3組出場でも良かったのですが、あえて男子ペア、女子ペア、男女ペアと3つのカテゴリーに別れる事に。

そして自分は妻と男女混合ペアでエントリーとなりました。

今回は2時間エンデューロ形式。1時間ずつ1回の交代で走る事にする。

問題は先攻か後攻か。
エンデューロのパターンとしてはスタート直後は大きな集団が形成されやすく、上手く走れれば楽にペースを上げやすいが周りの選手が多い分逃げ場が無く落車に巻き込まれるリスクが高い。
後半は(特にソロ出走の)選手達の疲れや交代のタイミング等で小集団に分断され乗れる集団があるかないかで自分の足を使ってしまいやすいが、落車のリスクは低い(集団が小さいので回避もしやすい)と言ったところ。

正直妻の落車のリスクを減らしたかったので元々は自分が先に走り、後半に妻を走らせる予定でした。

しかし直前になり、妻の「集団での走りを学びたい。」と言う意気込みを尊重し、妻を先に走らせる事に。

前日に軽くライドし集団走のシミュレーションを行い、当日も言葉でイメージを叩き込みました(笑)


前置きが長くなりましたが、いよいよ当日のレースです。
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直前の試走でコースのポイントを2人でチェック。路面、コース幅、コーナーのRの大きさ等々を確認します。

そしていよいよスタート。先ずは妻が出走です。

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1周目終わり際にローリーグスタート。かなり前方に位置取り出来ており良い感じです。

(心の声)落車しないでね

周回を重ねて行き集団が別れるが第2集団をキープしている。
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時折集団を引いている姿も見える。集団ぬくぬくで楽してる訳ではなく、積極的に動けているようだ。

(心の声)落車だけはしないでね


1時間経過が迫ってきて同じゼッケン色(男女ペアカテゴリー)が彼女より前には間違いなくいない事を確認。

よく頑張った!あとは任せろ👍

(心の声)交代までぜーったい落車して帰ってくるなよ


1時間経過と同時に無事帰還。お疲れ!

丁度仲間とも交代が重なり一緒にコースイン。

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うん、コースインして既に良い集団が全く見えない(笑)

散り散りと選手が走っている状態だったのでペースを上げて前方に良い集団を見つける作戦に。

一緒に走り出したうめチコ、引かずに千切る形になってスマン🥺

2周、3周と単独で走り続け前方には良い集団が全く見えない。と言うか集団自体がない、、。

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ふと気付くとコース反対側に第1集団がいる。1/3周程後方になるだろうか。

3周目、4周目と第1集団との差がほとんど変わらない。このままペースを上げて残り2/3周の差を縮めるのは流石に無理と判断。逆にペースを落として第1集団に追い付いてもらうことに。

気持ちもかなり余裕があり、応援に来てくれていた仲間達にシャッターチャンスを設けてました(笑)

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そしてちょうど半分の30分経過辺りで第1集団に吸収され、ここで走っていきます。

この中には友人のチームGOCHI、佐々木君がいる。彼は午前中のレースで1位。おかわりでこの2時間も走っていて総合優勝狙いと思われる。

自分が何もしなくても勝てる実力の持ち主ですが、彼のアシストをしてみたいと考えながら走り続けます。

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この第1集団はソロ、もしくはおかわりでのソロの選手達でしょう。

実力者しかいないものの既に1時間以上、または3時間以上走り続けてる選手達の中、まだ30分そこそこしか走っていない自分の方が明らかに足はフレッシュ。積極的に前へ出て引く場面を作ります。

この時ちょいちょい前へ出て踏み過ぎてしまい千切りかける場面があったのは反省😇

気づいてまたペースを合わせたり、積極的に引こうと前へ出てくれる選手もいたりで少しずつ良い感じにローテーションが形になっていきます。

勝ちを狙っているであろう佐々木君や他選手も後ろで温存するだけでなく前へ出て引く姿は見ていてかっこよかった。

ちゃんと「勝負」をしようというまさにスポーツマンシップですね!

そうこうしているうちに2時間経過直前となりファイナルラップ

第2コーナーとなる小さいRのUターンコーナー。自分は2番手にいたが後ろで「ズザーー、ガシャン!」という音が。落車か!

後ろに佐々木君がいたので直ぐに振り返る。佐々木君は無事だ!

この落車で先頭は自分含め3人に絞られる。

バックストレートから大きなRの芝生広場コーナーまで3人で回していく。

ホーム側へ戻ってきたところで2番手佐々木君、3番手自分。

ここからドームの大きい右カーブからのホームストレートとなる。

ゴール300m手前くらいで仕掛ける。

後ろから飛び出し6倍程で踏む。4時間走り続けてるとはいえ佐々木君なら付いてきてくれると信じ彼に後ろに付けと合図。

このまま踏み続ける。

そしてカーブが終わりゴールまで100m。後ろを確認すると少し千切れ気味だったがしっかり佐々木君は来てくれていてもう1人の選手は後方へ落ちている。

よし!上手くいった!

ゴールラインを先に超えるのを彼に譲り、4時間も戦った彼を讃えながら一緒にゴール。

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前半で妻が頑張ってくれた甲斐で余裕を持って色んなところを見たり動いたり出来た楽しい1時間でした🤗

そしてしばらくして結果発表。確信通り我々は男女ペア部門で優勝となりました!

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後からデータを確認すると2位のチームと3周差。
ペースも自分になってからはほとんど単独や疲弊している第1集団にいたとはいえ、前半の妻と後半の自分にタイム差はあまりない。

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妻の頑張りが今回の結果を招いてくれたのは間違いないでしょう😆

自分は小さなヒルクライム大会では入賞経験ありましたが、表彰台の1番上は初めてだったのでとても嬉しく、そしてそこからの眺めは最高でした😊

同じチームぼんじりさんも女子優勝、男子ペア6位と全員表彰台!


そしてもちろん、佐々木君は午前2時間、午後のおかわり2時間の合計4時間部門で優勝!おめでとう🎉🎉🎉

妻も今までヒルクライムばかりで今回のレースのようなインターバルや大きなパワーを出す事が苦手だったのですが、最近は一緒に走る時は悟空とベジータのような戦いをよくやっていたので(笑) パワーの出し方やインターバルの掛かる事も上手く出来るようになっていました。

彼女自身も課題はいくつも見つかったようですが、上手く走れたと満足げな感じもあり良かったです☺

最後に仲間達とへいへーい
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最高気温38℃ 灼熱の中熱中症も落車なくノントラブルで終わる事が出来て良かったです☀️

Photos Thanks かっしー、NOB 、こしあん(敬称略)

#熊谷バーニングマンレース
#平坦も速いAVEDIO BACCHUS
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#へいへーい